最近の省庁のたくさん情報発信をしている

みなさんは、中央省庁に対してどのような感想を抱いていますか。私は、もともとは、難しいことをいう人が集まっていそう、上からものを言ってきそうなど、かなり敷居が高いイメージがありました。ですが、最近の?省庁は電話をしてもすごく丁寧ですし、ホームページを見ればわかりやすい表やガイドラインが発信されています。たまに、新しい法律が成立して、解説本などを本屋さんに買いに行くと、ほぼガイドラインとおんなじだよねという本に出会うことがあります。それくらいわかりやすいガイドラインも存在します。
そこで、自動車検査・登録に関する情報ページを国道交通省のホームページから探しました。

 

車社会と自動車検査登録制度

日本の車の保有台数は世界有数で、なんと7,911万台、世界第3位の保有国です。第1位は、アメリカで、第2位が中国です。日本では、自動車のすさまじい普及により、様々な分野で大きな変貌を遂げており、今や自動車を抜きに経済活動を維持していくことはできません。自動車と経済活動の関連性は、車社会の成長ととも一段と強くなっており、同時に自動車に関する行政の比重も高まっています。
・車と私たちの生活
自動車は、公道で不特定多数の人に利用されるものである一方、走行中に事故を引き起こす危険性や公害を起こすおそれを内在させています。さらに、自動車の放置や自動車による犯罪等もあります。自動車が多くなるほどに、車と社会の調和求められるようになります。
・自動車検査登録制度(車検)は、車社会の番人!?
自動車を検査し登録することにより、自動車の安全確保・公害防止が図られるとともに、個々の自動車の識別が可能となり、所有及び使用の実態を国が把握できるようになります。このように、自動車検査登録制度は、車社会の秩序を支えています。

自動車検査登録の役割

☆本来の役割(道路運送車両法)
・所有権の公の証し(民事登録)
・所有権の保護
・流通の円滑化
・盗難防止
・自動車保有統計
・欠陥車の回収
・安全の確保
・公害の防止
・検査による、諸元の確定、同一性の確認
☆付加された役割(他の法令)
・自動車保管場所証明
・自動車損害賠償責任保険。契約締結のチェック。
・自動車重量税の納付確認
・検査による自動車税納付のチェック

自動車の検査登録の役割はこのようになっています。